「思いやりの医療」を目指して
江戸時代に小笠原藩御典医を務め、地域医療の向上にも力を注いだ秦魯齋(はたろさい)をルーツとする当院は、明治半ばに診療所を開設して以来「思いやり(sympathy)」の心を大切にしてきました。患者ひとりひとりの生命を尊重し、最適な医療を提供するのはもちろんのこと、適材適所の治療を第一に考えた地域医療との連携や、病気や障害があっても自宅で過ごしたい方をケアするため、代々受け継がれている訪問診療など、常に患者様やご家族の目線に立った医療を心がけています。また、医療施設特有ともいえる閉鎖的な体質からの脱却を図るため、医療スタッフ同士がお互いを思いやる意識改革にもいち早く取り組んできました。これからも「クリニカ・デ・ふかや」は、幅広い年齢層の患者様が安心して来院できるよう、慈愛あふれる思いやりの医療を目指してまいります。